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米国務長官 ソマリアを予告なしで初訪問 NHKニュース

ソマリアでは20年余りにわたって内戦が続いたあと、3年前、正式な政府が発足しましたが、イスラム過激派組織「アッシャバーブ」が拠点を置き、テロが頻発して政情が不安定な状態が続いています。
アメリカのケリー国務長官は5日、ソマリアの首都モガディシオを予告なしに訪問し、ハッサン大統領らと会談しました。アメリ国務省によりますと、会談では、イスラム過激派組織との戦いや治安維持に対する支援のほか、来年行われる大統領と議会の選挙をどのように民主的に行うかについて協議したということです。ケリー長官は現地で記者会見し、今後、内戦の影響で閉鎖した大使館を再開させるとしたうえで、「ソマリアが安全な国になるのを楽しみにしている」と述べ、治安維持を支援する考えを強調しました。
アメリカは内戦に介入していた1993年、軍のヘリコプターが撃墜され、撤退を余儀なくされた経緯があります。アメリカの国務長官ソマリアを訪問するのは今回が初めてで、ソマリアをテロの温床から脱却させる考えを示すねらいがあるものとみられます。