安倍晋三首相夫人の昭恵さんは1日、三重県いなべ市で講演し、首相が最重要視する安全保障関連法案について「必要なことだ。主人は絶対に、戦争をしたいと思っているわけではないとご理解いただきたい」と述べ、首相に代わって安保法案への理解を求めた。
昭恵さんは「若いお母さんたちの中には、自分の子どもを戦争に送るような法案を絶対に通してはいけないと思っている方もいる」と指摘。自身の知人が安保法案に反対するデモに参加したと明かす一方、「日本はきちんと自立し、強い国にならなければ、他の国を助けることもできない」と訴え、首相を援護射撃した。