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IMF 人民元を主要通貨に加えるか検討始める NHKニュース

IMFは、ドル、ユーロ、イギリスのポンド、それに日本の円の世界の主要な4つの通貨を組み合わせてSDRと言われる特別な資産を作っています。SDRは、お金と同じような働きをしてIMFの加盟国が外貨不足に陥った時の資金繰りなどに活用されます。
IMFは5年ごとに、各国の経済の実力などを踏まえ、通貨の組み合わせを見直していて、ことしが見直しの年に当たり、中国の通貨の人民元が5番目の通貨として採用されるかどうかが焦点になっています。
これについてIMFは4日、検討のたたき台となる報告を公表し、IMFが判断基準の1つにしている貿易額の大きさについては、中国は基準を十分満たしていると指摘しました。ただ、もう1つの基準の自由に取り引きできるかどうかといった点については、人民元は改善しているものの、なおドルや円などには及ばないと課題を指摘しています。
人民元の国際化を目指す中国政府は、今回の見直しでの採用を求めていて、IMFの理事会は最新のデータを踏まえ、年内にも判断する予定で、人民元がドルや円と並ぶ世界の主要通貨に位置づけられるか注目されます。


#IMF #多極化