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中国 人民元「基準値」3日連続引き下げ NHKニュース

中国の通貨・人民元の為替レートは、取り引きの目安として日ごとに「基準値」が定められていますが、中国の中央銀行中国人民銀行は基準値を11日、12日の2日間で、3.5%と大幅に引き下げました。
中国人民銀行は13日も、基準値を1ドル=6.4010人民元と定め、12日までの2日間と比べると下げ幅は小さいものの、12日よりさらに1.1%引き下げました。
基準値が1ドル=6.4元台となるのは、2011年8月以来4年ぶりで、市場関係者の間では人民元安がさらに進むのではないかという見方が広がっています。

市場が注目する「10時15分」、人民元基準値が最大の焦点に | Reuters

市場の注目が午前10時15分(日本時間)に集まっている。中国人民銀行がその日の人民元の基準値CNY=SAECを発表する時間だ。突然の大幅引き下げによって、世界中の市場が混乱する中、関係者は固唾(かたず)を飲んで発表を待ち構えている。


短期筋がタイミングを合わせて日本株先物などを売買する動きもあり、人民元相場が落ち着くまで、しばらくは目が離せない時間帯になりそうだ。

中国、「定期的な」為替介入中止 極端な変動は「効果的に管理」へ | Reuters

中国人民銀行の易綱・副総裁は13日会見し、外為市場での「定期的な」介入はすでに中止したと述べる一方、極端な変動が見られた場合は人民元を「効果的に管理」する方針を示した。


副総裁は、12日の市場で元買い介入を実施したのかとの質問に「人民銀行は定期的な介入からはすでに手を引いた」と発言。ただ、極端なショックや極端な為替変動が見られた場合は相場を「効果的に管理」すると述べた。


ただ、人民銀行は、元安を食い止め、市場の動揺を収めるために動いているとみられる。市場筋によると、大手国有銀行は人民元買い・ドル売りを行っているもようで、人民元の対ドル相場は12日、取引終了間際に一時大幅に上昇した。


副総裁はまた、より柔軟な人民元相場は、中銀の金融政策の独立性や効果を高めると指摘。「中銀が金利流動性、マネーサプライの調整を行うための余地が拡大する」と語った。


張暁慧・総裁補佐は、ここ数日の元下落により、「蓄積していた」3%程度の下落圧力が解き放たれたと指摘。金融緩和で元安圧力が強まっているとの認識も示した。


総裁補佐は、元相場が将来的に上昇する可能性があるとの見方も示した。


これに先立ち、人民銀行はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が力強いことを踏まえると、人民元が継続的に下落する根拠はないとの声明を発表した。


中国の力強い経済環境や持続的な貿易黒字、堅調な財政状況、潤沢な外貨準備が人民元を「強力に支援する」としている。


また、国境を越える資本の「異常な」動きを監視すると強調。オンショア市場とオフショア市場の相場統一を促進する方針も示した。


人民銀行当局者は、元相場が10%下落するとの見方に「根拠はない」と発言。輸出を支援するために為替レートを調整する必要はないとも述べた。


ロイターは12日、中国政府内で大幅な元切り下げを求める声があると伝えていた。


中国人民銀行は11日に突然、人民元の対ドル基準値を元安方向に約2%引き下げる措置に踏み切り、世界の金融市場に動揺が広がった。


#通貨戦争