大阪・浪速区にある通天閣は大阪のシンボルとして親しまれ、毎年100万人以上の観光客などが訪れます。
昭和31年に完成した現在の通天閣には、地上87.5メートルの位置にガラス張りの展望台が設けられていますが、さらに12.5メートル高い地上100メートルの位置に新しい展望スペースが設けられることになりました。新しい展望スペースには1度におよそ30人が入ることができ、ベランダのように屋外に張り出した空間から大阪や周辺の景色が一望できます。現在の展望台も引き続き利用できるということです。
通天閣を運営する会社の西上雅章社長は「多くの人に楽しんでもらえる場所になれば」と話しています。
新しい展望スペースを設ける工事は来月にも始まり、早ければ年内に完成する予定です。