山口組が分裂へ 前組長出身母体など離脱 抗争警戒:朝日新聞デジタル
国内最大の指定暴力団山口組(直系組長72人)が分裂することが警察当局への取材でわかった。篠田建市(通称・司忍)組長(73)の出身母体である弘道会(名古屋市)に近い組織は残り、前の5代目組長(故人)の出身母体の山健組(神戸市)に近い組織が離脱する。警察当局は双方が衝突する恐れがないか、動向を注視している。
警察庁によると、2014年末時点の山口組の組員は44都道府県に計1万300人。準構成員らを含めると2万3400人で、全国の暴力団関係者の43・7%を占めている。
捜査関係者によると、離脱するのは山健組、宅見組(大阪市)、俠友会(兵庫県淡路市)など関西の組織が中心で、10を超える見通し。山健組は山口組内の最大組織で、2千人の組員がいる。
神戸市灘区に総本部がある指定暴力団・山口組は、去年の時点で、構成員や準構成員などが2万3000人余りに上る、国内最大の暴力団です。山口組は、司忍、本名、篠田建市6代目組長のもと、活動してきましたが、警察によりますと、傘下の中心的な団体で、神戸市中央区に本部がある山健組など一部の団体が離脱して、新たな組織を作ろうとしているという情報があるということです。これまでのところ、離脱しようとしている団体の数などは分かっていないということです。
警察は、情報を収集するとともに、組織間の抗争などに発展するおそれもあるとみて、関係先の周辺を警備するなど、警戒を強めています。
指定暴力団・山口組は、大正4年に神戸市で結成され、特に昭和30年代から40年代にかけて、対立抗争事件を起こしながら全国に勢力を拡大しました。警察庁によりますと、去年末の時点では、44の都道府県におよそ1100の傘下団体を持つ国内最大の暴力団です。暴力団には準構成員なども含めて、全国で5万3500人が所属していますが、山口組は2万3400人と全体の43%を占め、一極集中しているうえ、ほかの暴力団と友好関係を結ぶなどして大半の暴力団に影響力を持っています。山口組のトップの司忍、本名、篠田建市組長は、名古屋市に本部がある弘道会の初代会長で、弘道会は山口組の主要な地位を占めています。
一方、警察の取締りの強化で、資金源の獲得が困難になるなどして、平成17年の4万1000人をピークに組員などの数は減少を続けていて、去年は山口組の傘下の99の組織が解散したり、警察の取締りによって壊滅したりしました。また、山口組が関与した抗争事件は平成20年に指定暴力団・住吉会との間で起きた傘下組織どうしの抗争以来、発生していないということです。
神戸市灘区の山口組の総本部には、午前中から、組の関係者が乗っているとみられる車が次々に入っていきました。警察によりますと、幹部らを集めた会合が開かれたとみられ、建物の前では、捜査員が、出入りする車をカメラで撮影していました。夕方までに多くの車が建物から出て行き、警察は、ふだんはない動きだとして、情報の収集を進めています。
指定暴力団・山口組では、過去に分裂した際、対立抗争が起きています。
山口組は、31年前の昭和59年、トップの組長の就任を巡って分裂しました。この時に山口組から分裂した組織が「一和会」を結成し、昭和60年には山口組の当時のトップが射殺されるなど、2つの組織は対立抗争を繰り返しました。「一和会」は山口組の激しい反撃や警察の取締りによって解散に追い込まれましたが、300件を超える抗争事件により、双方に多くの死傷者が出たほか、一般人にもけが人が出ました。
一方、9年前の平成18年には、福岡県に本部を置く指定暴力団「道仁会」が、会長人事を巡って分裂し、対立抗争が起きました。一連の抗争事件では、「道仁会」の会長が射殺されたほか、一般の市民が暴力団関係者に間違われて殺害される事件も発生しました。
こうした事態に対応するため、3年前の平成24年に改正暴力団対策法が施行され、対立抗争で住民に危険を及ぼすおそれのある暴力団を、「特定抗争指定暴力団」として相手の組員の関係先をうろつくなどしただけで逮捕できるようになり、各地の警察は取締りの徹底を図っています。
山口組から一部の団体が分裂して新たな組織を作ろうという動きがあることについて、長年、暴力団の取材を続けてきた作家の溝口敦さんは「山口組内部の人事を巡って大きく分けて2つの組織の対立が深まり、分裂に発展したようだ」と、背景を分析しています。
溝口さんは「現在の6代目組長の出身母体で名古屋市に本部がある『弘道会』と、役職などの処遇に不満を持つ『山健組』を中心とした勢力との対立が深まり、分裂に発展したようだ。『山健組』側が周到に準備をしたうえで、動きを起こしたとみられる」と話しています。そのうえで、抗争事件など今後の影響については、「警察が暴力団への取締りを強化していることなどから、1980年代の『山口組』と『一和会』の間で行われた、いわゆる『山一抗争』のような大事件に発展することは考えにくい。しかし、小競り合いのようなトラブルは起きると思われ、数年にわたってにらみ合いが続くのではないか」と話していました。
国家を敵に回してしまうわ。
一和会の時とは社会環境も法律も全く異なっている。
団体として生き残りたいなら、抗争回避の手段を考えるべきだ。
一和の時代と違うんやから、、、社会に与える影響もケタ違いになる。
30年前からの思考停止じゃ 存続の危機を招く。
大義はどこにある?
こうなると身内も信用できん。
意図的に偽情報流してくる。
浮き足立った様子も無い。
落ち着いてる感じだけど、水面下では準備が進んでる。
主流派単一組織が一番強い。
連合体は所詮寄せ集め、足並み揃うか疑わしい。
山一時代なら15年で済んだけど、今なら30年。
組織犯罪処罰方適用なら親方まで持ってかれる。
どこが一番に走るの?
盃終了、15団体でスタート。
弁護士の皆さん、過払い請求以来のチャンスですよ。
外出るだけでリスクです。
早々と事務所閉めたとこにかぎって、狙われるほどの組じゃない。
ノーマークですから。
騒いでる奴ほど、何もしません。
やる気満々のとこほど、いざとなったらアテになりません。
結局、信じられるのは自分しかいない。
それが極道の世界です。
やるやる言う奴は心配いりません。
やるやる詐欺ですから。
来るときは黙って来ます。
静かなとこが怖いです。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150702#1435833395
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150622#1434970269
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