【雑誌紹介】『SIGHT 4月号』高橋若木氏インタビュー「これからのリベラルはメジャーでストレートな言葉を持つべきだ」 | 料理しない男はクソだ
サブタイトルは「ロックに世界を読む」
しかし渋谷氏は、ロック評論家としても大きな仕事をした人で、「日本のロック評論に思想性を持ち込んだ」といえると思う。
それまでのロック評論が、ロック・ミュージシャンのファンの立場で、ミュージシャンを無条件にほめ称えていたのに対し、「ロック衝動」という言葉で、ロックの良し悪しを評する視点を与えた。
「ロックとはあくまで、原初的な衝動(=ロック衝動)を表現したもので、それがなく、ただ様式だけロックの真似をしたものには意味がない」
高橋氏によれば、冷戦が終わってからこの25年、保守派・右派は、「時代についていった」のだそうだ。メディアやポピュラーカルチャーを使って新しい大衆を作ったり、それを取り込んでいったりして、アップデートされてきた。
ところがそれに対するリベラル側は、旧態依然とした「左翼」のまま、
思想もアップデートされていないし、語り方も、観察者として漠然とダークなことを言って終わる癖が抜けない。
のだそうだ。
今の政権を支えているコアな層というのは、保守派の中でさえ異端だったはずなんですよね。あそこまで極端に排外的な言説であったり、なんでも労働者個人の「自己責任」にして雇用条件を悪化させていくような、個人を強調した経済政策の思想は、自民党の中ですら異端だったはずで。それが20年、30年とキャンペーンをやって、情報をひたすら流して、保守派の、そして日本のメインストリームになった。
ロックの評論とかで知ってて当たり前のように出て来る「初期衝動」って... - Yahoo!知恵袋
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150831#1441017373
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150831#1441017374
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150830#1440931181
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150828#1440758240
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