SEALDsに誘われて、国会前で歌ってきました- 茂木健一郎
そのあたり、日本のプロ野球の応援に似ている。大リーグだと、それぞれの観客が自然発生的にいろいろリアクションして、スタンディング・オベーションなんかも起きるが、日本の球場では、私設応援団が統率のとれた声上げをする。SEALDsの抗議は、どちらかというと日本のプロ野球に似ていた。
ぼくは、どちらかと言うと、一人ひとりの聴衆が自然発生的に声をあげる方が肌に合う
抗議のやり方が、リーダーが声を上げて一糸乱れずやるという、「集団主義」ぽい
茂木さんやっぱすごいわ。この人には衒いとか計算とかが一切なくて、その時々の自分の感情や思考に忠実なパフォーマンスをつねにしている。反原発運動が激化した時、今あえて賛成してる奴は最高にロックみたいなアホな発言もあったが、そういうのも含めて自己の自然な感情を発露できる著名人は少ない。
たぶんだからなんだろうと思うけど、この人が何か派手な社会的発言をする瞬間て、盛り上がりつつある運動が「決壊」寸前の瞬間だったことが多い気がする。著名人の多くは相変わらずだんまりを決め込んでるが、茂木さんの脳内では「もう黙ってんのはおかしいだろ」というシグナルが分泌したんだと思う。
最高にロックだなこの人。
吹っ切れているだけじゃなくて、歌詞のなかに安保法制をめぐる全ての論点が実にわかりやすく盛り込まれている。こういうことができるのがインテリジェンスだと思う。
今頃フラッと来て、なぜか服がレインボーで、何喋るのかなと思ったら替え歌をがなり始めた茂木さんの渋さ。
人の人生はいつか終わる。自分の両親もあと20年間も生きない。その両親と同世代の人たちが、人生の最後の炎を燃やしに、国会周辺に集まり、各地のデモで歩いている。子供や孫、ひ孫の世代のために。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150904#1441363779
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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150904#1441363789
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150903#1441276641
