トランプ氏、共和党候補フィオリーナ氏の「顔を見ろ」と侮辱発言 | Reuters
16年の米大統領選に向けた共和党候補者の指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏は、同党のライバル候補で、米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)だったカーリー・フィオリーナ氏について「あの顔を見てみろ。だれが投票するだろうか」などと外見を侮辱するような発言をした。
米ローリング・ストーン誌のウェブサイトに9日掲載された記事で公表された。テレビでフィオリーナ氏を見ながら「次期大統領の顔だって。まさか、冗談じゃないよ」などと言い放ったという。
共和党唯一の女性候補であるフィオリーナ氏はフォックス・ニュースとのインタビューで、「心から真面目に私を支持してくれる大勢の有権者がいる。あくまでも推測だけど、世論調査で支持率が上昇中の私のことが気に障ったのね」と応じた。