警察や消防によりますと、２３日正午前、東京・港区のホテルの部屋のベッドで中村ゼネラルマネージャーが倒れていると通報があり、消防が駆けつけましたが、すでに死亡していたということです。
中村ゼネラルマネージャーは、東京ドームでの巨人との試合のためにホテルに宿泊していて、２３日午前にホテルのロビーで球団関係者と待ち合わせをしていたということで、時間になっても姿を見せなかったため、ホテルに部屋を開けてもらったということです。
中村ゼネラルマネージャーは６６歳、昭和４６年のドラフト２位で早稲田大学から阪神に入団し、内野手として活躍しました。昭和５７年に現役を引退し、平成２年から平成７年のシーズン途中まで阪神の監督を務め、平成４年には当時、低迷していたチームを２位に押し上げました。このあと、オリックスの監督などを経て、平成２４年からは阪神のチーム編成の責任者、ゼネラルマネージャーに就任していました。
