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11日から京都市を訪れている上皇ご夫妻は12日午前、京都市東山区孝明天皇陵に参拝されました。

モーニング姿の上皇さまは宮内庁の幹部の先導で、参道の入り口からゆっくりと階段を上って天皇陵に向かわれました。

上皇さまは陵の前で玉串をささげて拝礼し、退位したことを伝えられたということです。

続いてグレーの参拝服の上皇后さまも、同じように玉串をささげて拝礼されたということです。

ご夫妻の孝明天皇陵への参拝は、上皇さまの即位10年にあたって京都市を訪問された平成11年以来20年ぶりです。

上皇ご夫妻は、このあと午後には京都市伏見区にある明治天皇陵に参拝されました。

上皇さまは玉砂利の敷かれた参道をゆっくりと歩いて天皇陵の前に進まれました。

そして玉串をささげて拝礼し、退位したことを伝えられ、上皇后さまも続いて拝礼されました。

ご夫妻の明治天皇陵への参拝は、明治天皇が亡くなって100年にあたって参拝された平成24年以来、7年ぶりです。

上皇ご夫妻は、12日の参拝で上皇さまの退位に関する一連の儀式をすべて終え、13日の午後、東京に戻られます。


この建物は、昭和48年に栃木県日光市から益子町に移築された明治15年に創業の「旧南間ホテル」で、木造2階建ての建物の「御座所」と呼ばれる和室は、上皇さまが疎開中に「玉音放送」を聞かれた場所として知られています。

所有する町が3年前から行っていた老朽化に伴う改修工事がこのほど終わり、「ましこ悠和館」と名前を新たにして開館しました。

12日、高円宮妃の久子さまと長女の承子さまが出席されて記念の式典が開かれ、関係者がテープカットをして開館を祝いました。

久子さまは「ましこ悠和館が平和を考える機会を提供していただければ幸いです」と述べられました。

「ましこ悠和館」では、平和学習に活用してもらおうと「御座所」で玉音放送が聞けるようになったほか、戦時中の新聞などが見られるギャラリーが新設されました。

ことし夏からは建物内の5部屋で宿泊ができるようになります。

益子町観光商工課の福田浩一課長は「幅広い年代の方に来館いただいて、平和について考えていただければ大変ありがたいと思います」と話していました。

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