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ノーベル平和賞 候補にメルケル首相や「九条の会」 NHKニュース

日本時間の9日午後6時に、ノルウェーの首都、オスロで発表されることしのノーベル平和賞について毎年、受賞者の予想を行っている「オスロ平和研究所」は、有力だとする5つの候補をあげています。このうち、最有力の候補には、内戦が続くシリアなどからヨーロッパに押し寄せる難民の受け入れに主導的な役割を果たしているとしてドイツのメルケル首相をあげています。
また、4番目の候補としてノーベル賞作家の大江健三郎さんなどが呼びかけ人となって、戦争の放棄などをうたった憲法9条を守ろうと活動している「九条の会」をあげました。これについて「九条の会」を候補に推薦したイギリス、ブラッドフォード大学のデュンゲン研究員は、「戦争の放棄をうたった憲法9条の本質は年々変質しているように感じるが、九条の会が受賞すればその本質をもとの状態に戻すことができるかもしれない」と話しています。
このほか、被爆者の立場から核兵器廃絶を訴え続けてきた日本被団協日本原水爆被害者団体協議会や長年、貧困問題に取り組んできたローマ・カトリック教会のフランシスコ法王の受賞の可能性も取り沙汰されていて、世界の注目が集まっています。

The Nobel Prize

BREAKING NEWS The 2015 Peace #NobelPrize is awarded to the National Dialogue Quartet in Tunisia

梅原季哉

ノーベル平和賞を受けた連合体の正式名称は「チュニジア国民対話カルテット」、チュニジア労働組合チュニジア産業貿易手工業連合チュニジア人権連盟チュニジア法律家団という四つのNGOで構成されているそうです。

ノーベル平和賞にチュニジア民主化貢献団体 NHKニュース

ことしのノーベル平和賞について、ノルウェーオスロにある選考委員会は、チュニジア民主化に貢献した「チュニジアン・ナショナル・ダイアログ・カルテット」を選んだと発表しました。


それによりますと、ことしのノーベル平和賞に選ばれたのは、2013年に、チュニジアを拠点に活動する4つの団体でつくられた「チュニジアン・ナショナル・ダイアログ・カルテット」で、チュニジア民主化に貢献したことが評価されました。
チュニジアでは、2011年に独裁政権への抗議デモが広がって政権が崩壊し、中東の民主化運動「アラブの春」の発端ともなりましたが、民主化へのプロセスの中で野党の政治家が相次いで暗殺されるなど大きく混乱しました。その中で、「チュニジアン・ナショナル・ダイアログ・カルテット」を構成する4つの団体は、対立が深まった与野党のあいだの仲介役をつとめるなどして新たな政治体制の確立につなげ、チュニジア民主化に大きく貢献しました。


チュニジアン・ナショナル・ダイアログ・カルテット」は、チュニジア労働総同盟や、チュニジア人権連盟など4つの団体によって2013年に構成されました。この4つの団体は、イスラム勢力と世俗勢力の対立による政治的な危機を打開しようと、与野党の間の協議の仲介役となり、憲法の制定や選挙管理委員会の設置など主要な政治日程をまとめたロードマップを作成しました。

ノーベル平和賞は、国際平和や人権の擁護、それに暴力な手段によらない民主化や民族独立運動などに貢献した個人や団体に授与されることになっていますが、過去の実績だけではなく受賞後の貢献を期待して授与されたとみられるケースもあり、これまでに、たびたび議論を呼んできました。
このうち、6年前の2009年にはアメリカのオバマ大統領が「核兵器のない世界の実現」を世界に呼びかけたことなどを理由に受賞しましたが、核兵器廃絶への道は依然として険しいままです。また、2012年には平和と共存の理念のもとに統合を進めてきたEU=ヨーロッパ連合が選ばれた際には、ギリシャの信用不安を発端にEU域内で厳しい経済状況が続くなか、発足当初の理念を失わないでほしいというメッセージが込められたものと受け止められていました。こうしたケースについては、話題先行に過ぎるとか、問題解決への後押しをしたいという意図があるのではないかとの疑問や批判が持ち上がり、ノーベル平和賞の権威を落としかねないと懸念する声も上がっていました。

ノーベル平和賞は世界各国の有識者や過去にノーベル平和賞を受賞した人など、推薦資格を持つ人たちが推薦し、ノルウェー・ノーベル委員会が選考します。ノーベル委員会は5人の委員でなり、全員がノルウェー人です。
選考の過程や候補に上った人の名前などは50年間にわたって非公開とされていますが、25年に渡って委員会に関わり、去年まで事務局長を務めたルンデスタッド氏が選考に関する秘密などを明かす、「暴露本」を出版し、物議を醸しました。ノーベル平和賞については、受賞後の貢献を期待して授与されたとみられるケースがあったとされ、暴露本では、2009年にノーベル平和賞を受賞したアメリカのオバマ大統領について当時の委員会が、就任からまもないオバマ大統領を支援したいという思惑があったとしています。このため、ことしのノーベル平和賞は実績が評価されるのか、受賞後の貢献に期待を込めたとみられる受賞になるのか、注目が集まっていました。

戦後70年を迎えたことし、ノーベル平和賞の候補として、平和運動に関わる日本の団体の名前が取りざたされていました。
毎年、ノーベル平和賞の予想を行っているノルウェーの「オスロ平和研究所」は、ノーベル賞作家の大江健三郎さんなどが呼びかけ人となって、戦争の放棄などをうたった憲法9条を守ろうと活動している「九条の会」を挙げていました。この理由についてオスロ平和研究所は、「東アジア地域の緊張が続くなか、憲法9条は極めて重要な原則だ」として、安全保障関連法が成立し憲法改正が議論されるなかで、「九条の会」の活動が評価される可能性があるとしていました。また、被爆者の立場から核兵器廃絶を訴え続けてきた日本被団協日本原水爆被害者団体協議会についても受賞する可能性があると予想していました。一方、核兵器を禁止する条約の制定を目指し、各国の政府や市民社会に働きかけを続けている国際的なNGOのネットワーク、ICAN=「核兵器廃絶国際キャンペーン」も候補に浮上していました。

ノーベル平和賞は1901年から、国家間の友好関係の促進や、軍備の削減・廃止などに貢献した個人や団体に贈られています。複数の個人が同時に受賞した年や複数回に渡って受賞した団体もあり、これまでに受賞した個人は103人、団体は25に上ります。
個人では、アメリカで黒人差別の撤廃を求めて公民権運動を率いたマーチン・ルーサー・キング牧師(1964年)、インドを中心に貧困や飢餓に苦しむ人たちの支援活動にあたったマザー・テレサ氏(1979年)、南アフリカ政府が続けてきたアパルトヘイト、人種隔離政策の撤廃に尽力したネルソン・マンデラ氏などが(1993年)受賞しています。去年は、女性の教育を受ける権利を訴えて活動してきたマララ・ユスフザイさんが歴代最年少の17歳で受賞しました。また日本人では、核兵器保有に反対し、アジアの平和に貢献したとして元総理大臣の佐藤栄作氏が(1974年)受賞しています。
一方、団体では、戦時下での人道支援活動に貢献したなどとして「赤十字国際委員会」が(1917年、1944年、1963年)3度にわたって受賞しているほか、難民支援にあたる国連機関UNHCR国連難民高等弁務官事務所も(1954年、1981年)2度にわたって受賞しています。また、世界各地で医療支援を行ってきた「国境なき医師団」などの団体も(1999年)受賞しています。

ノーベル平和賞、チュニジアの民主化対話組織に | Reuters
masanorinaito

アラブの春」の原点で、唯一、対話によって衝突を乗り越えようとしてきたことが受賞の理由。

高野 俊一

この授賞理由みると、そのうちSEALDsがノーベル平和賞とったっておかしくないんじゃないか。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151008#1444300866(シールズに一発説教かましてやりたいオジサンたち)