https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ローマ法王 クリスマスメッセージで平和願う NHKニュース

フランシスコ法王は25日、バチカンのサンピエトロ広場に集まった大勢のカトリック信者を前に、恒例のクリスマスメッセージを読み上げました。
このなかでフランシスコ法王は、まず、中東やアフリカの紛争地の現状に触れ、このうち緊張が続くイスラエルパレスチナについて、「双方が対話を再開し、2つの地域の人々が共存できるよう合意を結ぶことで、地域全体に重大な影響を及ぼしている対立を終わらせることができる」と述べ、双方の歩み寄りが重要だと訴えました。
また、内戦が続くシリアについては「国連ができるだけ早くシリアでの戦闘を停止させ、この重大な人道危機に苦しむ人々を癒すことができるよう、神に祈りをささげる」と述べ、国連がシリアのアサド政権と反政府勢力を招いて来月行う和平協議の前進に強い期待を示しました。
さらに、フランシスコ法王は「私の思いは、パリやチュニジアなどで起きた残虐なテロの被害を受けた人々にも向けられている」と述べ、ことしフランスやチュニジアなどで相次いだテロ事件の犠牲者を追悼しました。

英女王 「ともしびは暗闇の中でこそ輝く」 NHKニュース

エリザベス女王のクリスマスメッセージは、25日、イギリスをはじめイギリス連邦の各国で放送されました。
この中でエリザベス女王は、「ことし世界はさまざまな暗闇に直面せざるをえなかった」と述べ、フランスで先月発生した同時テロ事件を含め、各地でテロなどが相次いだこの1年を振り返りました。
その一方で、「暗闇を嘆く前にろうそくに火をともそう」「ともしびは暗闇の中でこそ輝く」などという一節を引用して、平和な世界の実現に向けて希望を持ち続ける大切さを訴えました。
エリザベス女王はことし、イギリス王室の君主としてはビクトリア女王を上回って在位最長を更新しており、自身が90歳を迎える来年については「忙しい年になることでしょう」とも話しています。
そして最後に、「クリスマスは、自分たちの人生に輝きをもたらしてくれるすべての人たちに感謝するよい機会です」と、幸せなクリスマスを迎えてほしいと呼びかけています。