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米国務長官 イランの濃縮ウラン搬出を歓迎 NHKニュース

イランはことし7月、欧米などと核開発問題の最終的な解決に向けて合意し、ウラン濃縮に使われる遠心分離器の削減などを進めています。これについて、アメリカのケリー国務長官は28日、声明を発表し、イランが合意に基づき、11トン余りの濃縮ウランをロシアに向けて搬出したことを確認したと明らかにしました。
合意では、イランが最終的に濃縮ウランを300キロまで減らすことになっており、ケリー長官は「合意内容の完全な実行に向けた重要な一歩だ」と歓迎しました。


イランの核開発問題を巡っては、IAEA国際原子力機関が、核施設の遠心分離器や濃縮ウランの削減など、イランが合意した核開発の制限を確実に実行しているかを検証しており、IAEAによる確認が得られた段階で、欧米などがイランに対する経済制裁を解除することになっています。
ケリー長官は声明で、「制裁解除の日に向けて、われわれは精力的に準備を進めている」としており、外交関係者の間からは、早ければ来月にもイランに対する経済制裁が解除されるという見方も出ています。