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キャッシュレス化の急先鋒北欧では「現金」消失議論まで|金融市場異論百出|ダイヤモンド・オンライン

 そういった問題がありながら、北欧各国が競い合ってキャッシュレス化を推進しているのは、(1)小売店にとって現金管理のコスト負担は重い、(2)銀行は警備コストから解放される上に、電子決済の手数料が入る、(3)世界最速でキャッシュレス化を実現しつつデジタル革命の最先端を走っていくことは今後の経済成長にとって重要、といった考えが背景にある。


日本銀行は北欧とは逆に、マネタリーベース(現金+準備預金)を増やすと経済が活性化する、という考えで量的・質的緩和策を実施している。昨年11月、スウェーデンの現金流通高GDP比はわずか1.8%だったが、日本は20%もあった。しかし、その大半は使われずに退蔵されている。


国際通貨基金IMF)は今年の経済成長率について、スウェーデンは3%、日本は1%と予想している。おそらく北欧の人々は、マネタリーベース増加で経済が成長するといわれてもピンとこないだろう。

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