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ローマ法王庁 高山右近に「福者」の称号 NHKニュース

大阪で生まれた高山右近は父の影響で洗礼を受け、織田信長豊臣秀吉に仕えましたが、キリスト教信仰のため領地や地位を奪われ、その後、徳川幕府から国外追放され、1615年にマニラで病死して63年の生涯を閉じました。
日本のカトリックの団体はローマ法王庁に対して、高山右近は大名の地位を捨てて信仰に身をささげた殉教者だとして、カトリックで亡くなった信者に贈られる最高の位の「聖人」に次ぐ「福者」に列せられるよう要望していました。没後400年の去年6月にはローマ法王庁の神父が生誕の地の大阪を視察していました。
そしてローマ法王庁は22日、高山右近福者の称号を与えることを発表しました。称号を贈る「列福式」の日程や場所は、日本カトリック司教協議会ローマ法王庁が相談して決めることにしています。
日本では平成20年に長崎で、江戸時代の殉教者188人に対して福者の称号を贈る列福式が行われています。