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「号泣元県議」こと野々村竜太郎被告、やり直し初公判 まるで別人に - ライブドアニュース

 野々村被告が“公の場”に姿をみせるのは、世界の失笑を買った14年7月の「号泣釈明会見」以来、1年半ぶり。濃いグレーのスーツにネクタイ姿、めがねをかけて法廷に姿を見せた野々村被告は、頭髪をそり上げた“スキンヘッド”。体型は胸も肩も尻も太もももぱんぱんに張り、スーツがきつく見えるほどで全体に巨大化した印象をもたらした。映像で見てきた野々村被告とはかなり異なるため、法廷に一瞬、小さなどよめきが走った。

野々村元県議 使いみちなど「覚えていない」 NHKニュース

兵庫県議会の議員だった野々村竜太郎被告は、おととし7月までの3年間に、兵庫県城崎温泉や東京などに344回にわたって日帰り出張をしたとする、うその報告などで、政務活動費910万円余りをだまし取ったとして、詐欺などの罪で在宅起訴されました。
野々村元議員は、去年11月の初公判を欠席し、神戸地方裁判所は、改めて開く初公判に強制的に出廷させるため、25日、元議員の身柄を拘束する勾引の手続きを取りました。
26日の初公判は午前10時半に始まり、野々村元議員は、丸刈りの頭に黒のスーツ姿で法廷に現れ、裁判官や傍聴席に深々と頭を下げたあと、「先日、裁判を欠席したことを深く反省し、謝罪させていただきます」と述べました。
そのうえで、「政務活動費を受け取ったことは間違いありませんが、虚偽の申請をして返還を免れたことは決してありません」と述べて、起訴された内容を否認し、政務活動費をだまし取っていないという認識を明らかにしました。
午後には、弁護士や検察官が、政務活動費の使いみちや報告書への記載について質問しましたが、野々村元議員は、「覚えておりません」と繰り返し、さらに、「現在、通院していて、不安や緊張などから、記憶障害になっている可能性があると診断されています」などと述べて、具体的な回答をしませんでした。
初公判は午後4時前に終わりましたが、裁判所によりますと、野々村元議員は裁判長の判断で拘置所に移され、3月25日まで2か月間、勾留されることになりました。次回の裁判は、来月22日に開かれます。

野々村元県議 弁護士や検察官などとのやり取りは NHKニュース

弁護士が「実際に東京や福岡に行ったのか」と質問すると、「行ったと言われれば、行った気持ちになりますし、行かなかったと言われれば、行かなかった気持ちになります」と答えました。
また、「警察の供述調書では、全部認める内容になっていますが、分かっていますか」と問われると、「分かっていません」と答え、さらに、検察に宛てて反省文を書いた理由を聞かれると、「反省すれば、検事にも理解してもらえると思ったからですが、内容はうそ偽りで、非常に後悔しています」と答えました。
また、だまし取ったとされた政務活動費を返したことについても、「覚えていません」と答え、重ねて聞かれると、「覚えているのは、『全額返済するか?』ということばと、銀行に納付に行ったことだけです」と述べました。


一方、検察官が、「報告書にある出張で、行ったものと、行っていないかもしれないものが、ごちゃ混ぜになっているのですか?確実に全部行ったのですか」と質問すると、「覚えておりません」と答え、「平成25年4月に、博多や東京に出張を繰り返していますが」と重ねて質問されても、「覚えておりません」と繰り返しました。
野々村元議員は、「記憶を整理いたしますので、しばらくお待ちいただきますよう、お願い申し上げます」と言って、しばらく黙ったあと、再び「覚えておりません」と答え、裁判長から「本当に覚えていないのか、言いたくないのか、どちらですか」と聞かれたのに対しても、「覚えておりません」と答えていました。


最後に裁判長が、「どういうことを覚えているのか、区別の基準が可能なら説明してください」と言うと、野々村元議員は「病気や緊張による記憶障害があるとの診断を受けています」と答え、さらに裁判長が「今後、思い出すかもしれないということはありますか」と聞くと、「可能性はあります」と答えました。