在宅起訴されたのは、平成２３年に初当選し、去年７月まで兵庫県議会の議員だった野々村竜太郎被告（４９）です。
神戸地方検察庁によりますと、野々村元議員は辞職するまでの３年間に、うその報告で政務活動費９１０万円余りをだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われています。
これまでの検察の捜査で、野々村元議員は政務活動費を使って、３年間で３４４回城崎温泉や東京、福岡へ日帰り出張したと報告していましたが、実際は行っていなかったほか、政務活動費で商品券を購入したあと、レシートを修正テープで改ざんし、値段や枚数を水増しして県議会に提出していたということです。検察は、元議員が起訴された内容を認めているかどうかについて明らかにしていません。
野々村元議員は去年、公開された収支報告書で、政務活動費の不自然な支出が明らかになったあと辞職し、３年間で受け取った政務活動費１８００万円余りを全額返還しています。
#愚者の楽園 #一網打尽
