北朝鮮ミサイル警戒でNSC 米韓などとの連携確認 NHKニュース
北朝鮮北西部にある事実上の長距離弾道ミサイルの発射台に覆いのようなものがかけられ、発射に向けた兆候とも受け止められる動きがみられることを受け、自衛隊も情報収集と警戒監視を続けています。
弾道ミサイルに対応できる海上自衛隊のイージス艦は、神奈川県の横須賀、長崎県の佐世保、京都府の舞鶴の3つの基地に合わせて4隻が配備されていますが、このうち横須賀では27日午後10時すぎ、イージス艦「きりしま」が出港しました。イージス艦は高性能レーダーで大気圏外を飛行する弾道ミサイルを追尾し、万が一、日本国内に落下するおそれがある場合、SM3と呼ばれる迎撃ミサイルで撃ち落とす能力があります。27日夜の出港について、防衛省は目的を明らかにしていませんが、北朝鮮の今後の動向に備えた動きとみられます。