6月12日、13日及び14日、東シナ海において、領空侵犯のおそれのある航空機に対し、航空自衛隊の南西航空方面隊の戦闘機が緊急発進し、対応を行いました。防衛省・自衛隊としては、引き続き、対領空侵犯措置に万全を期していきます。(写真はイメージです) pic.twitter.com/5x3oNws2tv
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) June 15, 2020
【速報 JUST IN 】河野防衛相「イージス・アショア」配備計画停止を表明 #nhk_news https://t.co/NaTY517TPd
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年6月15日
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口県と秋田県への配備計画をめぐり、河野防衛大臣は、15日午後5時半すぎ、防衛省で記者団に対し、コストや技術的な問題を考えて計画を停止する考えを表明しました。
「イージス・アショア」は、弾道ミサイルに対処できる海上のイージス艦と同様の機能を地上の施設として整備した地上配備型の迎撃ミサイルのシステムです。
アメリカが開発したもので、大気圏を高速で飛ぶ弾道ミサイルを追尾できる高性能レーダーと日本国内に落下のおそれがある場合などに撃ち落とす迎撃ミサイルのSM3などで構成されます。
イージス艦と同じように弾道ミサイルを大気圏の外で迎撃できる能力があり、防衛省はこのシステムの導入によって現在、2段構えとなっている弾道ミサイルの迎撃態勢を3段構えにしたいとしています。
具体的には、弾道ミサイルに最初に対応するのが海上に展開したイージス艦で、撃ち漏らした場合や複数のミサイルが飛来してきた場合などにイージス・アショアが迎撃し、さらに地上近くで迎撃するPAC3が備えるというものです。
防衛省によりますと、イージス・アショアに使用する高性能レーダーは、イージス艦で使用しているレーダーに比べてさらに探知の範囲が広いタイプを計画しているということです。
また、迎撃ミサイルは、日米が共同で開発を進めている「SM3ブロック2A」という新型で、イージス艦に搭載されている現在のSM3に比べ、大幅に能力が向上するとしています。
射程が伸びることに加えて、赤外線センサーを使って対象を探知し、自動で向かっていく能力が上がるということです。こうした能力の向上によって、防衛省は現在のイージス艦に比べ防護の範囲が広がるとしています。
イージス艦の場合、日本全域を対象に防護するには3隻必要とされていますが、イージス・アショアだと2基で防護が可能だとしています。
また、イージス・アショアは地上に設置するため、海上に展開するイージス艦に比べて隊員の負担が少なく、常時、運用する態勢がとりやすくなるということです。
防衛省は、弾道ミサイルへの備えとして、ふだんはイージス・アショアで対応し、情勢が緊迫した際にはイージス艦を加えて態勢を強化する運用方針を検討しています。
やっぱりフェイクニュースじゃなかった。
— プチ鹿島 (@pkashima) June 15, 2020
5月6日の読売報道に対してこう言ってましたよね。#河野太郎 pic.twitter.com/1y60aCFob7
#日中
#反中国
#対中露戦
中国 5月の経済統計 工業生産プラスも消費動向は依然マイナス #nhk_news https://t.co/YwrgTaDlw8
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年6月15日
中国の国家統計局は15日、先月の主要な経済統計を発表しました。それによりますと、工業生産は去年の同じ月に比べてプラス4.4%と、2か月連続のプラスとなり、伸び率も前の月に比べて0.5ポイント拡大しました。
特に、自動車がプラス12.2%、在宅勤務で需要が増えたパソコンなどコンピューターや通信機器がプラス10.8%と、高い伸びとなりました。
一方、消費の動向を示す「小売業の売上高」は、去年の同じ月に比べてマイナス2.8%となりました。マイナス幅は前の月より4.7ポイント縮小しました。
業種別では新車の販売が好調だった自動車関連がプラス3.5%でしたが、飲食業はマイナス18.9%と、ふた桁の落ち込みが続いています。
中国政府は、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた経済を立て直すため、企業活動などの再開を促していますが、消費者の感染に対する警戒心などから、生産に比べて消費の回復が思わしくない状況が続いています。