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#米大統領選 #ヒラリー

共和党 クルーズ氏が勝利宣言 米アイオワ州の党員集会 NHKニュース

クルーズ上院議員は、日本時間の2日午後1時半ごろ支持者を前に演説し、「今夜は、草の根の運動にとっての勝利だ。今夜は、アイオワ州、そして全米の勇気ある保守派にとっての勝利だ。夜明けは近づいている」と述べて、みずからの勝利を宣言しました。そして、クルーズ氏は「大統領選挙では保守派は勝てないと言われてきたが、勇気ある保守派の皆さん。われわれにはできる。たくさんの集会を開いて、皆で結集していこう」と述べ、今後の選挙戦を見据え支持を訴えました。

アイオワ州党員集会の結果を受けて、世論調査では支持率トップだった不動産王のトランプ氏は、支持者を前に演説し、「2位に終わったがとても光栄だ」と述べ、勝利したクルーズ上院議員を祝福しました。そのうえで、来週、予備選挙が行われる東部ニューハンプシャー州に2日午後から入るとして「勝利を願っている。必ず指名を獲得し、民主党の候補がたとえ誰であっても破ってみせる」と述べ、指名争いが次に行われるニューハンプシャーサウスカロライナで巻き返しを図っていくと強く訴えました。

アイオワ州の党員集会でクルーズ上院議員に敗れることが確実となったルビオ上院議員は、支持者を前に演説し「私は、この戦いを続ける必要がある」と述べて、選挙戦を続ける考えを示しました。ルビオ氏は、クルーズ氏に敗れることが確実となったものの上位争いに食い込む勢いを見せ健闘しました。
演説でルビオ氏は「決して起きることがないと言われてきた瞬間が今やってきた。自分の番を待てと言われ続けてきたが、私は、この戦いを続ける必要がある」と述べて、選挙戦を続ける考えを示しました。

民主・クリントン氏 共和・クルーズ氏がそれぞれ勝利 NHKニュース

ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会が1日、行われました。このうち政権奪還を目指す野党・共和党は、集計率が99%で、▽保守強硬派のクルーズ上院議員が27.7%、▽過激な発言を繰り返す不動産王のトランプ氏が24.3%、▽若手のホープとされるルビオ上院議員が23.1%で、クルーズ氏が勝利しました。
クルーズ氏は共和党内の主流派や穏健派に反発する人たちを中心に支持を集め、好スタートをきりました。これに対し、トランプ氏は「必ず党の指名を獲得してみせる」と述べ、巻き返しを図る考えを強調しました。来週、予備選挙が行われる東部ニューハンプシャー州での世論調査ではトランプ氏がリードしていますが、アイオワ州ではこのところの勢いを結果につなげることができませんでした。
一方、民主党は、女性初の大統領を目指すクリントン国務長官と「民主社会主義者」を名乗り格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員が大接戦となりましたが、アイオワ州民主党本部は先ほどクリントン氏が勝利したと発表しました。ただ、クリントン氏とサンダース氏との差はごく僅かで、クリントン氏にとっては強さを見せられなかった形です。
次のニューハンプシャー州ではサンダース氏がリードしているとされており、今後、2人の戦いが激しさを増すものとみられます。

アイオワ州の党員集会で、民主党クリントン国務長官の陣営は声明を発表し「クリントン氏はアイオワ州の党員集会に勝利した。十分に結果を分析したところ、不確かな要素はなく明らかに最も多くの代議員を獲得した。統計的にいって、結果を変えるような情報はなく、サンダース上院議員クリントン氏に逆転できるわけがない」としています。

アメリカ大統領選挙の指名争いの次の焦点は、今月9日に行われる東部ニューハンプシャー州予備選挙です。民主党共和党もこれまで、アイオワ州ニューハンプシャー州のどちらの州でも2位までに入れなかった候補が大統領候補に選ばれたことはなく高い注目を集めます。
保守的な価値観を重視し、独特の世論があると言われるアイオワ州とは対照的に、ニューハンプシャー州はリベラルな土地柄です。こうした風土のもと、事前の世論調査で2位以下に大きな差をつけている共和党のトランプ氏がどこまで票を集められるか、そして、地元に近い民主党のサンダース氏が事前の世論調査のとおり、クリントン氏に差をつけられるかが焦点です。
さらに、今回はそのあとに続く、西部ネバダ州と南部サウスカロライナ州も重要になるとみられています。ネバダ州やサウスカロライナ州では、ヒスパニック系や黒人の有権者が多く、民主党クリントン氏がこうした層の支持を集める可能性があり、有利だとの見方があります。一方の共和党は、トランプ氏の人気がどこまで続くのか、そして、アイオワ州の党員集会で3位につけたルビオ上院議員がどこまで勢いに乗れるかも注目です。7月の党大会まで決着がもつれる可能性も指摘されていて、すでにこのあと予備選挙が行われるニューハンプシャー州に入っている候補もいて活動を始めています。

中西部アイオワ州の党員集会が終わると次は、今月9日に行われる東部ニューハンプシャー州予備選挙、そして西部ネバダ州や南部サウスカロライナ州と続きます。
来月に入ると、1日には、全米14の州で「党員集会」や「予備選挙」が集中的に開かれるスーパーチューズデーがあり両党の候補者選びは最大の山場を迎えます。
「党員集会」や「予備選挙」は6月まで続き、これらを勝ち抜いた候補者が7月に開かれる全国党大会で党の大統領候補に指名され、11月8日「本選挙」に臨むことになります。

Hillary Clinton relieved, Bernie Sanders pushes revolution - CNNPolitics.com