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シリア情勢 5か国の首脳が電話会談 NHKニュース

ロシアとイギリスやドイツ、それにフランスやイタリアの合わせて5か国の首脳は、4日、電話で会談し、シリア情勢について意見を交わしました。
ロシアの大統領府などによりますと、この会談で5か国の首脳は、先月27日に発効したアサド政権と反政府勢力の間の停戦がおおむね守られていると評価したうえで、これを維持することが重要だという認識で一致しました。
その一方で、シリアのアサド大統領が4年ぶりとなる議会選挙を来月13日に実施すると発表したことを巡っては、アサド政権を支援するロシアのプーチン大統領が会談の中で、「憲法に従って実施されるもので和平協議を妨げない」と主張したのに対し、フランスのオランド大統領は会談後の記者会見で、「全く非現実的な考えだ」と批判しました。
ロシア側には、アサド大統領が主導する議会選挙を後押しすることで、アサド政権の存続を既成事実化するねらいがあるとみられますが、これに対して、大統領の退陣を求めるヨーロッパ側は反発を強めており、今月9日に再開される見通しの和平協議への影響も懸念されます。