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ロシア政府は20日、シリアのアサド政権を支援するイランと、反政府勢力を支えるトルコの外相と国防相をモスクワに招いて、3か国による会議を開き、シリア情勢をめぐって協議しました。


このあとロシアのラブロフ外相は、イランのザリーフ外相とトルコのチャウシュオール外相とそろって記者会見にのぞみ、「優先されるのはテロとの戦いであり、政権移行ではないというのが3か国の共通の立場だ」と述べました。
そのうえで「この3か国による会議は、シリア問題の解決を目指すうえで最も効果的だ。3か国のこれまでの行動でそれは証明されている」と述べ、会議の意義を強調しました。


シリアでは、ロシア軍の空爆の支援を受けたアサド政権軍が最大の激戦地、北部のアレッポのほぼ全域を制圧し、5年に及ぶ内戦で圧倒的に優位に立っています。


アメリカのオバマ大統領の任期切れが来月に迫り、ヨーロッパ各国も国内の情勢に追われ、シリア問題の解決に向けて主導権をとることができない中、ロシアは軍事・外交の両面でアサド政権に有利な形で内戦の終結を図ろうとしています。

シリア情勢をめぐって、モスクワで行われたロシア、イラン、トルコの3か国による会議について、アメリ国務省のカービー報道官は20日、記者会見で、「我々は招待されていないが、ケリー国務長官がロシア、トルコの外相とそれぞれ電話で会談し、説明を受けた。ケリー長官は冷遇されているとは全く思っていない」と説明しました。


そして「アメリカが参加していない会議でも、完全な停戦が実現し、政治的な対話が再開できるならそれでも構わない。しかし、それはアメリカが主導してきたシリア内戦の和平会議にアメリカがもう関与しないということを意味するものではない」としてロシアが、軍事・外交の両面でアサド政権に有利な形で内戦の終結を図ろうとするなか、アメリカとしても指導力を発揮していくと強調しました。

シーア派 - Wikipedia

7世紀のカリフであったアリーとその子孫のみが、預言者の代理たる資格を持ち、「イスラム共同体(ウンマ))」の「指導者(イマーム)」の職務を後継する権利を持つと主張する。

21世紀初頭において、シーア派が政治的・人口的に圧倒的に優位に立っているのはイラン1国のみである。イランの人口の90%から95%がシーア派を信仰しているとされ、全世界のシーア派人口の内でも37%から40%とほぼ4割を占めているなど、イランはシーア派内において大きな地位を占めている。

シリア - Wikipedia

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