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井山裕太六冠(26)は、現在、棋聖や名人、本因坊など、囲碁の七大タイトルのうち6つを保持し、史上初めて七冠を達成するのかどうか大きな注目を集めています。
ただ1つ残った十段のタイトルをかけて、井山さんが伊田篤史十段に挑む十段戦五番勝負の第2局が、23日、伊田さんの地元の三重県で行われました。井山さんの1勝で迎えた第2局では、序盤、両者ともに譲らない展開となりましたが、中盤以降、井山さんが優勢に進め午後5時45分、251手までで、黒番の井山さんが中押し勝ちしました。これで井山さんの2勝となり、十段のタイトルを獲得して、前人未踏の七冠を達成するのに、あと1勝としました。
将棋では、羽生善治さんが、史上初の七冠を達成したことがありますが、囲碁では井山さんの六冠が最高となっています。
対局のあと井山さんは、「よくも悪くも自分らしくは打てていると思います。五番勝負は、まだまだ長いですが、次も精いっぱいやるのみです」と話していました。
十段戦の第3局は、来月14日に長野県で行われます。