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アゼルバイジャンのナゴルノカラバフ自治州はアルメニア系住民が多数を占め、ソビエト崩壊の際に起きた紛争のあとアルメニア側が支配していますが、今月2日、紛争が再燃し、大規模な武力衝突になりました。双方の発表によりますと、これまでに合わせて60人が死亡しました。
この武力衝突について、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は5日、「アルメニア側が部隊を進めなければ、戦闘を停止する」と述べました。
これに対し、アルメニア系住民で作る武装組織もロシアのメディアに「すべての戦線で戦闘の停止を指示した」と述べ、双方が戦闘を停止することで合意したことを明らかにしました。
両国とつながりの深いロシアの大統領府によりますと、プーチン大統領は5日、アリエフ大統領とアルメニアのサルキシャン大統領と相次いで電話会談を行い、両首脳に対し、戦闘が拡大することに深刻な懸念を示したうえで戦闘停止を呼びかけました。
しかし、アルメニア系住民の武装組織が「戦闘停止で合意したあとも砲撃を受けた」とアゼルバイジャンを非難するなど、戦闘停止が続くのか依然予断を許さない状況です。

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