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ソビエトアゼルバイジャンアルメニアの係争地、ナゴルノカラバフをめぐる戦闘はロシアのプーチン大統領の仲介で今月上旬、停戦合意し、現地にはロシア軍の平和維持部隊が派遣されています。

プーチン大統領20日、ショイグ国防相やラブロフ外相などを集めたオンラインの会議を開き、「われわれの軍のコントロールで状況は安定している」と成果を強調したうえで、避難先からナゴルノカラバフに戻る住民の安全確保や人道支援に力を入れるよう指示しました。

また21日は、ラブロフ外相がアルメニアでパシニャン首相と会談したあと、アゼルバイジャンを訪れてアリエフ大統領とも会談し、停戦合意の確実な履行を確認しました。

ナゴルノカラバフの紛争では、これまでロシアと共にアメリカとフランスが共同で停戦の仲介を行ってきましたが、プーチン大統領は、今回は緊急性などからロシア単独で対応したとしていて軍の存在を通じてこの地域での影響力を強化していくねらいとみられます。

#南コーカサス

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