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中国国営の新華社通信は、南沙諸島のスビ礁に大型の灯台が完成し、5日、運用開始の式典が行われたと伝えました。灯台の高さは55メートル、光は40キロ先まで届くということで、中国国防省のホームページには造成した人工島にそびえ立つ灯台の写真が掲載されています。
中国政府は去年10月、南沙諸島のクアテロン礁とジョンソン礁に大型の灯台を完成させたとすでに発表しており、その後も人工島での施設の建設が続いていることを改めて示しました。
スビ礁を巡っては、フィリピンやベトナムも領有権を主張しているほか、実効支配を強める中国への対応策として、アメリカ政府が、去年10月、スビ礁の周辺で海軍の艦艇を航行させる「航行の自由」作戦を実施しています。
新たな灯台について中国外務省の陸慷報道官は、6日の記者会見で「この海域の航行の安全と自由、それに利便性を確保するためであり、沿岸国だけでなく、域外の国々にとってすら、商業や貿易の面で有益だ」と述べて、民間サービスの提供が目的だと強調し、人工島での施設建設の正当性を主張しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160309#1457520157
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160224#1456310224