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内戦が続くシリアでは、ことし2月、アサド政権と反政府勢力の双方が停戦することで合意しましたが、アサド政権側は「テロとの戦い」を掲げて反政府勢力の一部への攻撃を続けています。
これに対して、一部の反政府勢力が18日、「政府軍によるたび重なる攻撃に対して、共同作戦を始める」とする声明を発表しました。
北西部ラタキアの反政府勢力の幹部はNHKの取材に対し、「きょうの攻撃でいくつかの村を取り返した。北西部のイドリブや中部のハマなど、各地で反政府勢力が政府軍に攻撃を開始した」と話し、攻撃を始めたことを認めました。
シリアの内戦を巡っては、今月13日から政権側と反政府勢力側の和平協議がおよそ3週間ぶりに再開されましたが、シリアでは今月に入って北部アレッポで政府軍の攻撃で市民が犠牲になるなど、戦闘が激しくなっていました。
このため、反政府勢力の中では政権側への反発が高まっていて、今後、戦闘が本格化して停戦を維持できなくなる懸念が強まっています。