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ブラジルでは、ルセフ大統領が政府会計の不正操作に関わったなどとして、去年12月に野党関係者などが大統領の弾劾請求を行ったのを受け、議会下院で審議が続けられてきました。
そして日本時間の18日午前、下院本会議で、弾劾に向けた手続きを上院で進めるかどうかの是非を問う採決が行われ、賛成する議員が議員定数の3分の2にあたる342人を超えて可決されました。
今後は上院で審議が行われ、地元メディアによりますと、早ければ来月中旬までに、ルセフ大統領に対する弾劾法廷を開くかどうかを決める上院議員による採決が行われる見通しです。
採決で、上院議員過半数が賛成すれば、弾劾法廷が開かれることが決まり、法廷が開かれている期間は、ルセフ大統領の職務が停止されます。その間は、副大統領が職務を代行することになり、8月にリオデジャネイロで開かれる南米初のオリンピックを前に大きな政治的混乱が生じることになります。