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アメリカ議会上院で行われているトランプ大統領の弾劾裁判では27日、大統領側の「冒頭陳述」の2日目の日程が開かれ、大統領の弁護団は「証拠が不十分で、政治的な動機による弾劾の試みだ」などとして改めて大統領の潔白を主張しました。

こうした中、弾劾裁判の対象となっている「ウクライナ疑惑」をめぐり、アメリカのメディアは、ボルトン大統領補佐官が近く本を出版し、トランプ大統領ウクライナ政府に対して、軍事支援と引き換えに政敵のバイデン前副大統領に関連する調査を要求していたことを指摘していると伝えています。

これを受けて、与党・共和党上院議員2人が「大統領側の説明と矛盾する」などとして、ボルトン前補佐官の弾劾裁判への召喚に、賛成する考えを明らかにしました。

与党・共和党から合わせて4人が賛成にまわれば、弾劾裁判でボルトン前補佐官から証言を求めることが可能になります。

新たな証人から証言を求めるかどうかは、今月31日に議会上院で採決が行われる見通しで、与野党の攻防に注目が集まっています。