https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

北朝鮮で、1980年以来、36年ぶりに開かれている朝鮮労働党大会は、2日目の7日、キム・ジョンウン第1書記が初日に続いて演説し、党中央委員会の活動総括報告を行いました。
国営の朝鮮中央テレビは、日本時間の7日午後10時半からそのもようを放送し、キム第1書記の肉声は紹介されなかったものの、演説の中で、「百戦百勝の不敗の党へと発展させるための課題と方法を示した」と伝えました。
具体的な内容は明らかにされていませんが、演説を受けて発言した、経済部門を統括するパク・ポンジュ首相は、「経済強国の建設のための戦略的な路線を示したキム第1書記を全面的に支持する」と述べました。
また、原子力開発の責任者は、「わが国の核技術は最高の水準に達した。核強国の尊厳は、偉大な指導者をいただくわが民族だけが享受できる最大の幸運だ」と述べました。
こうしたことから、キム第1書記は、核開発と経済の立て直しを並行して進める「並進路線」に言及したものとみられています。
北朝鮮の国営メディアは、今回の党大会が3日目の8日も続くと伝えています。

北朝鮮朝鮮中央通信は、36年ぶりに開かれている朝鮮労働党大会で、キム・ジョンウン金正恩)第1書記が行った演説の詳しい内容を8日朝、伝えました。


それによりますと、キム第1書記は核開発について、「わが国は責任ある核保有国として侵略的な敵対勢力が核で自主権を侵害しないかぎり、先に核兵器を使用しないだろう」と述べました。そのうえで、「国際社会において、核兵器の拡散を防止する義務を誠実に履行し、世界の非核化を実現するために努力するだろう」と述べました。
キム第1書記が「非核化」について言及したのは4年前に就任して以降、これが初めてです。

北朝鮮朝鮮労働党大会2日目の7日、討論に立った朝鮮人民軍の李明秀総参謀長は「アジア太平洋地域の米軍基地と米本土を狙ったわれわれの核攻撃手段は恒常的な発射待機状態にある」と述べ、米国をけん制した。朝鮮中央放送(ラジオ)の報道としてラヂオプレス(RP)が伝えた。党大会は8日、3日目に入るとみられる。


 李氏は金正恩第1書記が6?7日に行った報告を支持した上でこうした発言をしており、第1書記が米国に対抗し核・ミサイル開発を続ける方針を示した可能性が高い。


 朝鮮中央テレビは、この発言に触れておらず、発言は内部の結束に重点を置いたものの可能性がある。