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韓国大統領府は、ムン・ジェイン大統領が14日、韓国に駐在する日本の冨田大使が近く離任するのを前に、およそ30分間、会談したと発表しました。

この中で、ムン大統領は「両国は最も近い隣国であり、北東アジアと世界の平和と繁栄のために共に歩むべき最も重要なパートナーだ」と述べました。

そのうえで、両国間の懸案を話し合い「建設的で未来志向的な関係を早期に復元していく必要がある」と強調しました。

一方で、韓国の裁判所が日本政府に対し元慰安婦の女性らへの賠償を命じた判決にムン大統領が言及したかどうかは、明らかにしていません。

また、ムン大統領は、新しい駐日大使として近く赴任する予定のカン・チャンイル(姜昌一)氏に信任状を手渡し、両国の懸案が関係全体に影響を及ばさないよう解決策を見いだしてほしいと期待を示しました。

ムン大統領としては、日本との関係を重視する姿勢を示した形ですが、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などに、慰安婦問題をめぐる訴訟も加わり、日韓関係は、難しい状況が続きそうです。


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北朝鮮キム・ジョンウン金正恩)総書記が出席して、14日夜行われた軍事パレードの映像を国営テレビで放送し、新型とみられるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなどを公開しました。

アメリカのバイデン新政権の発足を前に、核・ミサイル開発を強化する姿勢を強調するねらいがあるとみられます。

北朝鮮は、ピョンヤン中心部にあるキム・イルソン(金日成)広場で14日夜行った軍事パレードの映像を国営の朝鮮中央テレビを通じて15日公開し、キム・ジョンウン総書記が出席したと伝えました。

軍事パレードは、今月12日に閉会した朝鮮労働党の党大会の記念行事として行われ、キム・ジョングァン国防相「敵対勢力がわが国家の安全を少しでも侵害すれば、最も強力で攻撃的な力を先制的に動員し、徹底的に懲らしめる」と演説して、アメリカを念頭に対決姿勢を示しました。

軍事パレードでは車両に搭載された多数のミサイルが確認されていて、国営メディアはSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルが登場したと伝えました。

このミサイルには北極星5」と記されており、新型とみられます。

一方で、ICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイルは公開されませんでした。

北朝鮮は軍事パレードを去年10月にも行ったばかりで、3か月という短い間隔での実施は異例です。

キム総書記は、これに先立つ党大会の演説で、アメリカを「最大の敵」と述べていて、バイデン新政権の発足を目前に控え、核・ミサイル開発を強化する姿勢を強調するねらいがあるとみられます。

軍事アナリスト東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠特任助教は、軍事パレードで登場した新型とみられるSLBMについて「去年10月の軍事パレードで出てきたSLBMと比べ燃料やエンジンなどが入るミサイル本体の大きさは変わっていないように感じるが核弾頭を納める先端の部分がだいぶ長くなっているように見える。より大きな威力の弾頭や複数の弾頭を積むことが念頭にあるのではないか。アメリカに対する核抑止力を強化するという従来の延長線上にある」と分析しました。

また、これに先立つ党大会でキム総書記が「戦術核兵器の開発」に言及したことに関連し、「『戦術核』というのは戦場での使用を想定している射程距離が短い核兵器だ。今回、短距離弾道ミサイルなどがたくさん出てきており、党大会での演説を踏まえると『戦術核』としても使えるということが言いたかったのだろうと思う。本当にそうであれば、朝鮮半島情勢の新たな不安定の種ともなる」と指摘しました。

そのうえで、アメリカのバイデン新政権が北朝鮮に対してどういう政策をとるのかよく分からない状況の中で、今回の党大会では、『戦術核』をつくるなどの非常に攻撃的な核戦略が出てきた。軍事的に考えると、北朝鮮としては核兵器を使うための体制や戦略を大きく打ち出し、それに対してのアメリカの反応をみようとしていると考えるのが一般的だ」という見方を示しました。

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