https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ビジネスパーソンは平均3分に1回、仕事を邪魔されている|瞬間モチベーション|ダイヤモンド・オンライン

私のクライアントはよく、職場で最大の問題は気が散ることだといいます。今の瞬間に集中するのが難しいというのです。


グロリア・マーク博士の研究によると、平均的なビジネスパーソンは、3分おきに仕事を邪魔されます。1時間にすると20回も仕事が中断するのです。また、一度集中が途切れると、元の仕事に戻るには平均25分かかるとされています。

では、仕事の邪魔はどこから入ってくるのでしょう。興味深いことに、その半分は、邪魔をされた人自身が招いたものだと報告されています。これは極めて道理にかなった調査結果と言えるでしょう。ほとんどの人は、自分の思考が、気が散る最大の原因であることに気づいていません。私たちの心の中で起きている絶え間ないおしゃべりは、非常に大きな引力を持っていて、説得力が感じられるときさえあります。


私たちは自らフロー状態から離れて、自分の生産性や有効性を低下させているわけです。でも、その流れは、たった一つの思考で覆すことができるのです。


頭が猛烈に働いているとき、あなたはどのように時間を経験しているでしょう。


焦っているときは、時間が足りないと感じたり、あっという間に時間が経ってしまうと感じたりします。でも、現実はその反対です。あなたの思考が、心のエンジンをかかったままにし、パニック状態を生み、それがあなたの現実になっているのです。こうした感情を真に受けると、仕事が雑になったり、急いで決断を下そうとしたりして失敗する可能性があります。

心がクリアーで、フローの状態にあるときは、時間が瞬く間に過ぎていく気がするかもしれません。でも、このような心理状態のときは、より敏感で、クリエーティブで、機知に富み、優れた働きをできることが多いものです。


心の中が取り散らかっているときも、やはり時間が瞬く間に過ぎていくように感じられますが、外から内への理解をしているかぎり、生産的で優れた働きはできません。


明晰な理解と、明晰な思考の間には、直接的な相関関係があります。思考が経験をつくるという内から外への仕組みに気がつくと、私たちの心は自然にクリアーになり、明晰な思考を取り戻すことができます。すると良識が勝利します。


ここで重要なのは、経験の内容ではなく、思考の働きに注目することです。