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「塚田農場」の学生バイトに企業の採用ラブコールが集まる理由 [鼎談]アルバイト育成のトップランナーに聞く(2)|人手不足の時代に本気で考える アルバイト人材育成|ダイヤモンド・オンライン

【中原】今回のテンプグループさんとの共同調査で得られた知見として、非常に興味深かったのが「店長の右腕」の存在です。うまくいっているお店では、店長さんが一人で切り盛りするというよりは、右腕になるアルバイトスタッフをうまく育てているんですよね。長くそこに務めていて影響力を行使できるスタッフさんをつかんでいる店長とそうでない店長がいるのかなと。


【大久保】それは店長のタイプによると思いますね。僕は「右腕」を育てるタイプです。機動部隊長となるナンバー2がいて、それに準ずるアルバイトリーダーがいて…という組織的にお店を運営していくのが自分の肌に合っていると思いますね。


一方、当社でも名古屋や博多に「スーパー店長」と呼んでいる店長がいます。彼らは強力なリーダーシップを発揮して自分で成果を出していくタイプで、その下に5人くらい並列で準リーダー格がいるというスタイルです。

やっていることは、基本的には企業研究と自己分析で、それらを深く掘り下げていきながら、たとえば会社説明会の見方とかナビサイトの見方、グループディスカッションの仕方やエントリーシートの記入法などを、時期によって加えていきます。

【中原】『バイトを大事にする飲食店は必ず繁盛する』によると、「塚田農場でのアルバイト経験がある学生さんは、就職試験の一次試験を免除」という会社が30社ほどあるそうですが?


【大久保】今は約50社になりました。


【中原】それは外食系の企業ですか?


【大久保】実は同業者は1社もないですね。銀行、メーカー、エンタメ系、人材、コンサル、不動産などさまざまです。