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過激派組織ISに対する軍事作戦を進めるアメリカ軍主導の有志連合のウォレン報道官は、18日会見し、作戦の進捗(しんちょく)状況を説明しました。
それによりますと、ISが支配する石油の関連施設への空爆で生産能力が少なくとも3割低下し、収入も半分程度に減ったとみられるということです。また、現金の保管庫にも空爆を実施した結果、ISの資金力はかなり落ち込んでいると分析しています。
組織中枢を狙った攻撃では、これまでにISの幹部120人を殺害したほか、支配地域についてはイラクでは全体のおよそ45%、シリアでは20%を奪還したとしています。
アメリカ軍は、地上戦を担うイラク軍やクルド人勢力などの育成を強化しており、これまでに3万1000人が訓練を終え、さらに5000人の訓練を続けています。
ただ、IS側も首都バグダッドなどでテロ活動を活発化させており、ウォレン報道官は「ISは戦術を変化させて、バグダッドの市民を恐怖に陥れようとしている」と述べて、強い警戒感を示しました。