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米国務長官 連携して「イスラム国」壊滅を NHKニュース

これは、ケリー国務長官が23日スイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会、「ダボス会議」で行った講演で述べたものです。
この中でケリー長官は、イスラム過激派組織による暴力が世界各地に広がり続けているという認識を示したうえで、国際社会はその脅威にひるんではいけないと強調しました。
そして、「まず取り組まなければならないのは『イスラム国』の打倒だ。理由は、彼らが多くの武器と潤沢な資金を持ち、中東全域の平和と安定を直接、脅かしているからだ」と述べ、国際社会が連携を強め、イスラム過激派組織を壊滅に追い込む必要があるという考えを示しました。
そのうえで、アメリカ軍などによる「イスラム国」へのこれまでの空爆の結果、「イラクでは過激派組織の勢いをそぎ、シリアでは部隊の移動は困難になっている」と述べ、軍事作戦の成果を強調するとともに、「イスラム国」と戦う現地の地上部隊の訓練を本格化させる方針を示しました。

アメリカ国防総省のカービー報道官は23日、日本人2人を拘束したとしているイスラム過激派組織「イスラム国」について、アメリカ軍の空爆クルド人部隊による地上からの攻撃により、イラクでは実効支配している地域を減らしているという見方を示しました。
カービー報道官によりますと、「イスラム国」から奪い返したのは主にイラク北部のおよそ700平方キロメートルで、この結果、実効支配が続いているのはイラクの人口集中地域の3割程度だと分析しています。
一方、シリアでは地上部隊がいないため、アメリカ軍はシリアの穏健派の反政府勢力への訓練を開始して、「イスラム国」と地上で戦う5000人規模の部隊を育成する方針です。
この計画についてカービー報道官は、順調に進めば年末までに訓練が終わり、実戦に参加できるという見通しを示しました。

ISIS戦闘員の6千人殺害、半数は指揮官 駐イラク米大使 (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

米国主導の有志連合がイラクやシリアで続けるイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦で、駐イラク米国大使は24日までに、これまでの軍事行動でISIS戦闘員の推定6000人以上を殺害し、うち半数は指揮官となっていることを明らかにした。


掃討作戦を統括している米中央軍も言及を避けてきたこの種の数字が公表されたのは初めて。スチュアート・ジョーンズ大使は中東のテレビ局アルアラビーヤに対し、ISISは壊滅的な被害を受けていると作戦の成果を強調した。


ヘーゲル米国防長官は同大使が触れた数字は確認せず、殺害されたISIS戦闘員は数千人規模と述べるにとどまった。


国防総省当局者によると、6000人以上との数字は米中央軍がまとめた。イラクやシリアで有志連合が実行するISIS拠点などへの空爆で殺害した戦闘員の数としている。


ただ、正確な数字の把握は出来ないと説明。空爆機の操縦士の戦果報告や、標的となった現場に関する空爆実施の前後の諜報(ちょうほう)などを参考材料にしたという。

米情報機関によると、ISISの兵力は推定で9000人から1万8000人の間。ただ、他の武装勢力から数千人規模の戦闘員を集める能力があるとされ、その場合の兵力は3万1000人にも達する可能性がある。

一方、ケリー米国務長官は滞在先の英ロンドンで記者団に、ジョーンズ大使の発言に同調し、イラクでISISの支配下にあった広さ700平方キロ以上の地域を奪還したとも主張した。有志連合の作戦はISISの勢いを止めたとの認識も示した。

イラクでは現在、ISISが陥落させた北部のモスル市の奪還が軍事作戦の焦点となっている。イラク軍による進攻作戦の実行も予定され、米軍などの空爆も最近拡大している。