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Pepper元開発リーダーが明かす、「非エリート」だからこそゼロイチができる理由 トヨタとソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法|トヨタとソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法・ゼロイチ|ダイヤモンド・オンライン

 一方、ゼロイチの領域は、いわば競争相手のいないブルーオーシャントヨタ保守本流の事業で成果を出すという、誰もがめざすレッドオーシャンではなく、競争相手の少ないゼロイチならば勝てる可能性があると考えたのです。


 もちろん、それは決して楽な選択ではありません。


 きっちりとトヨタの「型」を守れば確実に成果の出る既存事業とは異なり、どんなに努力をしても、成果が出るかどうか未知数なのがゼロイチです。しかし、レッドオーシャンでは勝負のできない僕は、ブルーオーシャンに賭けるしかないと思ったのです。そこならきっと、自分の居場所を見つけられるはずだ、と。

 いや、もっと言えば、ゼロイチのキャリアを切り拓くうえでは、「1番手」と目される人々こそリスクを認識すべきです。


 なぜなら、企業の収益を支える中核事業には失敗が許されませんから、組織的に「1番手」を保守本流から離さない組織的な力学が働くからです。その結果、ゼロイチへの挑戦権を得られないまま、キャリアを重ねていくことにならざるをえなくなるケースが非常に多いのです。


 もちろん、そこで大きな失敗をせず、コツコツと成果を積み上げていけば、出世の道は拓けるでしょう。しかし、それがある種のバイアスを生み出します。守るべきピカピカのキャリアを背負っているからこそ、失敗するリスクの高い「新しいコト」にチャレンジするリスクをとることに対する心理的抵抗が強くなってしまうのです。


 しかし、過去どんなに成功したモノも、いつかは「新しいモノ」にとって代わられるときが必ず来ます。このときに、悲劇は訪れます。


「新しいモノ」を生み出そうとすれば、失敗のリスクを避けることはできません。むしろ、数々の失敗を経験しながら、「答え」を見出すのが「新しいモノ」を生み出すために必要なプロセスなのです。


 ところが、ピカピカのキャリアを手にした「1番手」の人たちは、失敗することができない。そのために、「新しいモノ」へチャレンジをするのではなく、「古いモノ」の延命に走りがちなのです。中には自分では「新しいモノ」にチャレンジしているつもりだけれども、大局的には「古いモノ」に毛が生えた程度のものであり、自らそれに気づいていないことも決して少なくありません。


 しかも、彼らは出世しているケースが多いために、組織の意思決定にも大きな影響力をもっています。それゆえ、組織全体が膠着状態に陥り、いつの間にか「責任の所在が不明確な失敗」を生み出す原因となります。そして、「新しいモノ」が台頭したときに、組織が壊滅するほどの敗北を招いてしまうのです。

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公職追放 - Wikipedia

公職追放によって政財界の重鎮が急遽引退し、中堅層に代替わりすること(当時、三等重役と呼ばれた)によって日本の中枢部が一気に若返った。しかし、この追放により各界の保守層の有力者の大半を追放した結果、学校やマスコミ、言論等の各界、特に啓蒙を担う業界で、労働組合員などいわゆる「左派」勢力や共産主義のシンパが大幅に伸長する遠因になるという、推進したGHQアメリカにとっては大きな誤算が発生してしまう。