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東京五輪2.2億円裏金疑惑 “渦中の黒幕”は直撃に潔白強調 | 日刊ゲンダイDIGITAL

 24日の参院文教科学委員会で、無所属の松沢成文議員が「疑惑を抱えている人物」と名指ししたのは、大手広告代理店・電通の元専務、高橋治之氏(72)。ディアク氏と「極めて親しい関係」にあるとし、「2億円超の契約に深く関与したのでは」と、JOCの竹田恒和会長に質問をぶつけていた。「この分野で最もコネクションをもっている。俗に言うフィクサー的存在だ」とも言っていた。

電通のスポーツ部門で長年活躍し、11年まで同社で顧問を務めていました。現在は組織委の理事です。スポーツ人脈の広さでは、国内で高橋さんの右に出るものはいない。ブラッターFIFA前会長とも関係が深く、日韓W杯招致にも尽力しました。バブル紳士として有名だったイ・アイ・イ―インターナショナル』の故・高橋治則元社長の実兄です」(スポーツライター

「今回の件に、私は一切関与していません。BT社も、その代表の人物も報道で初めて知ったほどです。招致委がBT社について電通に照会し、電通が『問題なし』と判断した結果、招致委の事務局がGOサインを出したと聞いています。電通の関係者に聞いたところ、BT社は北京五輪招致の際もコンサルを請け負った実績のある会社だそうです。当時、私は電通を退職してましたから2億円超のコンサル料が高いか安いか、判断のしようがありません」

「ディアクの息子とは会ったことがあるくらいで、今回の件については何も知りません。確かにディアクとは旧知の仲ですが、それは私に限ったことではない。他にもディアクと関係のある人は、電通内にいくらでもいるのに、なんで私の名前だけマスコミに出ているのか、サッパリ理解できません」

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