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アメリカ軍嘉手納基地に所属する海軍の２等兵曹、アイメ・メヒア容疑者は（２１）、基地沿いを走る国道５８号線で、酒に酔った状態で乗用車を運転したとして、５日未明、逮捕されました。

メヒア２等兵曹は車で対抗車線を逆走して、前から走ってきた車２台と正面衝突し、日本人の男女２人が胸の骨を折るなどのけがをしましたが、警察によりますと、２等兵曹はおよそ７０メートルにわたり逆走したとみられるということです。

また、２等兵曹の息からは基準のおよそ６倍のアルコールが検出され、事故直後、まっすぐ歩くことができなかったということです。警察は飲酒の影響で正常な運転が困難な状態で事故を起こしたとして、容疑を危険運転傷害に切り替え、６日午後、検察に送りました。警察によりますと、２等兵曹は「基地の外にある同僚の家でチューハイなどを飲んだ」と供述しているということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。

沖縄では、女性の遺体を遺棄したとして軍属が逮捕された事件を受けて、アメリカ軍が先月２７日にすべての軍人と軍属に対し、基地の外での飲酒や深夜の外出などを制限するよう命じたばかりです。