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先月２８日、北海道七飯町の山林で小学２年の７歳の男の子が「しつけのため」として、両親に車から降ろされたあと行方不明になり、今月３日、およそ６キロ離れた自衛隊の演習場で６日ぶりに無事、保護されました。男の子は大事をとって入院していますが、順調に回復していて、７日、退院できる見通しです。

当時の行動について、６日、医師の立ち会いのもと警察が話を聞いたところ、男の子は「父親の車を追いかけたものの見失い、林道を歩き続けていたら自衛隊の演習場の施設にたどり着いた」などと説明したということです。さらに、「保護されるまで誰にも会うことはなく、日中は施設の近くで１人きりで過ごし、水を飲んでいた」と話しているということです。

警察は、車から降ろしたことに問題がなかったかなど調べていましたが、事件性はないと判断し捜査を終えたということです。一方、警察から通告を受けた児童相談所は、心理的虐待に当たるかどうか、今後、調べる方針です。