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アメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びで、クリントン国務長官と争ってきたサンダース上院議員は24日、テレビ番組に出演しました。
この中で、サンダース氏は「クリントン氏が私よりも多く代議員を確保していることは分かっている」と述べ、敗北を事実上認めました。
そして、「共和党のトランプ氏を倒すため、できるかぎりのことをするつもりだ。トランプ氏が大統領に選ばれれば、大惨事になる」と述べ、11月の本選挙では民主党の指名獲得を確実にしているクリントン氏に投票する意向を示しました。
一方で、「私の今の仕事は民主党の党大会で最も強力な政策綱領を作るために闘うことだ」と述べ、選挙戦からの撤退は表明せず、来月の党大会で採択される党の政策綱領に最低賃金の引き上げなどの、みずからの主張を反映させることを目指す考えを強調しました。
サンダース氏としては、トランプ氏が大統領になるのを阻止するため、最終的にはクリントン氏に協力する姿勢を示しながらも、政策綱領の採択に向けてできるだけクリントン氏から譲歩を引き出したい考えとみられます。

トランプ氏は声明で、「イギリス国民は自国の政治と経済そして国境を取り戻すためEUからの独立を宣言した」と評価しました。そのうえで「アメリカ国民も11月の本選挙で、再び独立を宣言する機会がある。現在のエリートによる政治を拒否し、アメリカ国民を第1に考える貿易や移民政策それに外交のために、票を投じる機会がある」として、アメリカ第1主義を掲げるみずからの主張をアピールしました。
一方、クリントン氏は声明で、「われわれはイギリス国民の選択を尊重する」としたうえで「この結果を受けて起きている経済的に不安定な状況がアメリカに悪い影響を及ぼさないよう取り組まなければならない」としています。そして「今回の不安定な状況を見れば、ホワイトハウスには冷静で堅実かつ経験豊富な指導者が必要なことが明らかだ」と指摘し、政治経験のないトランプ氏よりも自分こそが大統領にふさわしいと強調しました。

#米大統領選 #トランプ #ヒラリー