アメリカ大統領選挙に向けて、ニューヨーク・タイムズとCBSテレビが共同で行った世論調査が14日、発表されました。
それによりますと、共和党の指名獲得を確実にしたトランプ氏の支持率は、先月よりも3ポイント上がり40%、民主党の指名獲得を確実にしたクリントン前国務長官は先月よりも3ポイント下がり40%と支持率が並ぶ結果となっています。
また、世論調査の平均値でも、トランプ氏の支持率は上がっており、南部フロリダ州など一部の接戦州では、トランプ氏の支持率が上回る世論調査の結果も出ています。
クリントン氏を巡っては、訴追を免れたものの私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で、依然として共和党から強い批判を受けておりこの問題が、支持率に影響を及ぼしているとみられています。
トランプ氏は、来週18日から開かれる共和党の党大会で、正式に大統領候補に指名される見通しで、トランプ氏が今後さらに勢いづくのかどうか、注目されています。
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これはアメリカABCテレビなど複数のメディアが14日、関係者の話として一斉に伝えたものです。
それによりますと、アメリカ大統領選挙に向けて共和党の指名獲得を確実にしているトランプ氏が、副大統領候補に中西部インディアナ州のマイク・ペンス知事を選び、ペンス氏もこれを了承したとしています。
ペンス氏は57歳。2000年の選挙で下院議員に初当選して以来、6期12年にわたって下院議員を務め、2012年の選挙でインディアナ州の知事に当選しました。
ペンス氏は、かつて、議会下院の外交委員会に所属し、外交や安全保障に精通しています。また、トランプ氏を巡っては、共和党の主流派との溝が埋まっておらず、ペンス氏は、共和党の主流派の議員に幅広い人脈があることから、議会との調整役になり得るとみられています。
一方、トランプ氏は、15日に地元ニューヨークで副大統領候補を正式に発表する予定でしたが、フランス南部のニースで多数の死傷者が出た事態を受け、みずからのツイッターで副大統領候補の発表を延期するとしています。