「否定」で人を動かす技術メール、プレゼン、企画書に効く!|超・箇条書き|ダイヤモンド・オンライン
何かを伝えようとするときには、つい「何をするか」に焦点を当てがちだ。逆に、「何をしないか」に触れるのを忘れがちになる。この「何をしないか」を明示して強調することで、「何をするか」の意図を伝えるのだ。Bさんの先ほどの箇条書きに「否定」を入れてみよう。
Bさんの例では、次のように否定を入れるとよい。
• 長時間労働に走るのではなく、生産性を上げる
• 無難な道を選ぶのではなく、衝突をいとわない
これで上司に「生産性を上げる」と「衝突をいとわない」という抱負が単なる当たり前の掛け声ではなく、「長時間労働を止める」「無難な道を選ばない」という退路を断った覚悟あるものだとより強く伝わるだろう。