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ロシアは、リオデジャネイロオリンピックの選手団をいったんは決定しましたが、IOC=国際オリンピック委員会が、ドーピング問題で今月24日、ロシア選手の出場に一定の条件を設けたため、開幕が来週に迫っているのに選手団が確定しない異例の事態となっています。
プーチン大統領は、27日、選手などおよそ150人を前に演説し、「国際政治を支配するルールが、スポーツに持ち込まれようとしている」と述べ、対立する欧米が、ドーピング問題でロシアに圧力をかけていると強く批判しました。
そのうえで「国際的なスポーツ団体は、選手たちを平等に扱うべきだ」と述べ、ロシア選手のオリンピック出場を認めるかどうか調査している国際競技団体に対し、クリーンな選手の出場を認めるよう求めました。
また、女子棒高跳びの女王、エレーナ・イシンバエワ選手も演説し、「陸上は、ドーピングとは無関係だと証明する機会も与えられず、屈辱的だ」と悔し涙を浮かべて訴えました。
そのうえで「ロシアのために戦って、ロシアの国歌を聞かせてほしい」と述べ、オリンピックに出場する選手たちを激励しました。