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オバマ大統領とエルドアン大統領の会談は、杭州市内で4日に行われました。両首脳が直接会談するのは、ことし7月にトルコで起きたクーデター未遂後初めてで、会談の中でオバマ大統領は、クーデターの動きを改めて非難したうえで、未遂に終わったことはトルコ国内の民主主義が強じんなことを示したものだと強調しました。
一方、エルドアン大統領は、クーデター未遂の黒幕だと断定するイスラム組織「ギュレン教団」の指導者ギュレン師について、「捜査を続けている。クーデター前の証拠をすでに渡したのに続いて、クーデターに関与した証拠も収集して、アメリカに渡す」と述べ、引き渡しを強く求めました。
これに対し、オバマ大統領は「不法な行為に関与した者を捜査し、裁きにかけるため支援する」と述べ、アメリカの司法当局がトルコの捜査に協力を続ける考えは示したものの、ギュレン師の引き渡しについては明言せず、法と証拠に基づいて決定するというこれまでの姿勢を崩しませんでした。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160827#1472294490
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160825#1472121436