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シリア 戦闘が再燃 米ロ仲介の停戦が崩壊の危機 | NHKニュース

ロシア 危機解決はアメリカ次第


ニューヨークで行われている国連総会で23日に演説したロシアのラブロフ外相は、戦闘が再燃し、アサド政権と反政府勢力の停戦の崩壊の懸念が強まるシリア情勢について、「危機を解決するには、過激派組織IS=イスラミックステートや国際テロ組織アルカイダ系の武装組織、それに合流する過激派を制圧することが不可欠だ」と述べました。そのうえで、「テロ組織と反政府勢力の線引きに責任を負っているのは、アメリカと、アメリカが主導する有志連合だ」と述べ、シリアでの危機が乗り越えられるかどうかはアメリカ次第だという立場を強調しました。


さらに、アメリカはテロ組織と反政府勢力の線引きを行っていないとしたうえで、「アルカイダ系の武装組織を攻撃対象から外したいのではないか」などと批判し、対応を急ぐよう求めました。


また、ラブロフ外相は、ロシアとシリアの関与が疑われ、停戦崩壊の懸念が強まるきっかけともなった、シリア北部で支援物資を積んだ国連などの車両が攻撃された事案について、客観的な調査を行うよう呼びかけ、「停戦を崩壊させてはならない」と訴えました。

停戦崩壊危機のシリア 政権と反政府勢力 互いに非難 | NHKニュース

こうした中、国連総会が開かれているニューヨークで23日、シリアのジャファリ国連大使がNHKの取材に応じ、「われわれが攻撃しているのは反政府勢力ではなく、テロリストだ」として、軍事作戦の再開を正当化しました。
そして、「テロリストのグループは7日間で300回、停戦合意に違反した」と述べたうえで、反政府勢力を支援してきたアメリカには停戦を守らせる責任があったとしてアメリカを非難しました。


これに対して、反政府勢力の統一組織、「シリア国民連合」のアブダ代表は、「われわれはずっと停戦を守ってきたが、はじめの72時間でロシアと政権による違反が100件以上あった」と反論しました。
そのうえで、ロシアを後ろ盾に軍事力で優位に立つ政権側には、停戦を守る気は、はじめからなかったと主張していて、双方が互いを非難する状況となっています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160923#1474627244
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