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独コメルツ銀:9600人削減へ、配当停止−CEOの新戦略 - Bloomberg

ドイツのコメルツ銀行は29日、9600人の削減と配当停止の計画を発表した。収益改善に向けたマルティン・ツィールケ最高経営責任者(CEO)の新戦略の一環。削減数は全行員の約2割に相当する。


  監査役会に提出された戦略案によると、コメルツ銀は中小企業を顧客とするミッテルシュタントバンクと法人・市場部門を統合、証券トレーディング事業は縮小する。取締役会が30日に再編計画について決定する。同計画に基づくリストラ費用は約11億ユーロ(約1250億円)に上る見込み。


  収益低迷でツィールケCEOは就任後早々に通期利益目標の引き下げに追い込まれた。前任のマルティン・ブレッシング氏の下でコメルツ銀は5200人を削減している。


  新戦略でコメルツ銀は法人顧客に加えプライベート顧客と中小企業を重視する。事業再編によって約2300人の新規雇用が創出される見込みのため、差し引きした人員の純減数は7300人前後となるという。


  統合する2部門ののれん代と無形資産の償却で約7億ユーロの減損を7−9月(第3四半期)に計上する。これに伴い同四半期は赤字となる見通し。通期では「小幅な黒字」を予想する。2020年までに収入98億−103億ユーロを目指す。


  コメルツ銀は2015年配当として今年、1株当たり0.2ユーロを支払い、07年以来の復配を果たしたばかり。ブルームバーグの配当予想によれば、16年は0.3ユーロが見込まれていた。


  ツィールケCEOの戦略の詳細は10月4日にロンドンで開く投資家会議で説明する予定。


  株価は3.1%安で29日の取引を終了した。


原題:Commerzbank Plans to Cut Jobs, Suspend Dividend in Overhaul (1)(抜粋)
European Stocks Fail to Maintain Gains After U.S. Economic Data