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竹中組“伝説の組長”逮捕で6代目山口組に四分五裂の危機 | 日刊ゲンダイDIGITAL

 これは、6代目山口組にとってかなりの痛手になりそうだ。29日、直系組織「竹中組」の安東美樹組長(61)と組員2人が銃刀法違反(加重所持)で兵庫県警に逮捕された。


「竹中組は姫路市内の民家を“武器庫”にし、神戸山口組との対立抗争に備えていた疑いを持たれています。2階押し入れの天井裏に隠していた拳銃5丁と散弾銃1丁、実弾80発、日本刀が押収されています」(捜査事情通)

 その名をとどろかせたのは、80年代後半の「山一抗争」。88年5月、対立する一和会会長宅の自宅に向かってロケットランチャーをぶっ放し、翌89年3月、一和会を解散に追い込んだ。この事件で安東組長は逮捕され、20年の獄中生活を送る。10年末に熊本刑務所を出所し、山口組の竹中正久・4代目組長の出身母体だった名門組織「竹中組」を継承した。

「何度か安東組長を取材したことがありますが、昔かたぎの任侠ヤクザといった感じの人です。高倉健のように寡黙で忍耐強く、司組長に一途に忠誠を尽くしている。かといって、下に対して威張ることは全然なく、フランクで慕われています。『あの人のためだったら』という若い組員は多い。分裂後、安東組長が加勢してくれたことは6代目側にとって大きな強みでした」