■

７＆ｉＨＤ、Ｈ２Ｏリテイルと資本業務提携　関西3店舗を譲渡 | ロイター

セブン＆アイ・ホールディングス (3382.T)は６日、エイチ・ツー・オー　リテイリング (8242.T)と資本業務提携で基本合意したと発表した。発行済み株式総数の３％相当、約５７億円の株式を相互に持ち合う。また、そごう・西武のそごう神戸店、西武高槻店、そごう西神店に関する事業をＨ２Ｏリテイルが承継し、百貨店は首都圏に経営集中する。

また、中期経営計画では、最終年度となる２０２０年２月期の連結営業利益は４５００億円を目指す（１７年２月期計画は３５３０億円）ことを打ち出した。成長事業で３８０億円、構造改革事業で３８０億円などの積み上げを図る。国内外のコンビニ事業を成長の柱とする。投資も成長投資に傾斜配分し、北米コンビニ事業では、買収も検討する。

ＲＯＥは１０％を目標とする。

資金調達は、格付けＡＡの維持を前提とし、成長戦略による資金調達が必要な場合には融資し負債を調達。Ｄ／Ｅレシオ０．５倍程度は許容するとした。連結配当性向は４０％の目標を維持する。