【講演】黒田総裁「『長短金利操作付き量的・質的金融緩和』 ―低インフレを克服するための新たな金融政策の枠組み―」(米国・ブルッキングス研究所、10月8日) https://t.co/utNchLQGa8
— 日本銀行 (@Bank_of_Japan_j) 2016年10月9日
日銀総裁 現時点ではマイナス金利の追加的引き下げ必要ない | NHKニュース
ワシントンを訪れている黒田総裁は、日銀が先月の金融政策決定会合で導入したマイナス金利政策に加えて、長期金利の水準を目標として定める新たな金融政策の枠組みについて、海外で初めて講演しました。
この中で、マイナス金利を追加的に引き下げる必要性を問われた黒田総裁は「大規模な経済対策などで日本経済は今後、成長が見込まれており、現時点ではマイナス金利のさらなる引き下げは必要ない」と述べました。
ただ、同時に「経済に大きなショックが加われば、マイナス金利政策をさらに拡大することなどもありうる」と述べ、経済情勢が悪化した場合には追加的な政策対応は辞さないという姿勢を強調しました。
さらに黒田総裁は、マイナス金利政策によって日本やユーロ圏で年金の運用などに影響が出ていることを踏まえ、今後の金融政策の運営にあたっては、短期金利だけではなく、長期金利を含め金利全体の動向をよく見て対応していく考えを示しました。
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